自転車通勤開始前の必須知識

体重が重い方でも安心の通勤自転車の選び方とは?

自転車 体重 重い

「満員電車に乗って通勤するのが嫌。だから自転車通勤にしたい。
だけど体重が102kgあるから自転車が壊れないかと心配」
体重が重い方だと自転車そのものが壊れたりタイヤがパンクしたりする可能性があります。

だったら「体重が重いって具体的に何kgなの?」とか
「体重が重い人はどんな通勤用自転車を選べばいいの?」と気になると思います。

そこでこの記事では体重が重い方でも乗れる通勤用自転車をご紹介します。

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体重が重い方でも安心の通勤自転車の選び方

自転車

まずあなたの体重でも大丈夫な自転車かどうかは最大負荷で決まります。

最大負荷とはその名の通り、最大何kgの重さまで耐えられるか?表す数字です。
そして最大負荷はタイヤとフレームで決まります。

まずあなたが欲しいと思っている自転車のパンフレットを見てください。
そのうえで、こちらのサイトをご覧ください。
タイヤと最大負荷の関係がわかりやすいサイトはコチラ

ご紹介しているサイトではタイヤと最大負荷の関係を表で確認できます。

たとえば当サイトでもおすすめしているJIS規格で26 x 1 3/8なら、
最大負荷は700Nと記載されています。

「700NのNって何だよ?」と疑問に感じる方も多いでしょう。

Nはニュートンという単位です。ややこしいですね。1kgに対して9.8Nという意味です。
だから700Nだと700÷9.8=71.4
つまり71.4kgの重さまで耐えられるという意味です。

「計算式がよくわかりません!どうやって上記の計算をしたの?」
という方、そんな場合は比例式を使って計算しましょう。

求めたい体重をYと置きますね。

1kg:9.8N=Y:700N

比例式ってたすき掛けで掛け算をします。

1kg×700N=9.8N×Y

700N=9.8Y
Y=700÷9.8
Y=71.4(kg)

「じゃ、71kg以上の人がクロスバイクに乗ったらタイヤがパンクするの?」と思われたかもしれません。
ですが、そんなことはありません。タイヤには前輪と後輪がありますね。

立ちこぎでもしない限り前輪と後輪に体重が分散されるので
体重が140kgの方でもタイヤが体を前に傾けるなどしない限りパンクする確率は低いです。

140÷2=70です。71kgの重さに耐えられるタイヤなら
パンクする確率が低いわけですね。

71kgは70より1kg分大きいですから。

ただ、先ほども申しましたが立ちこぎをしたり、前傾姿勢で運転したら
前輪がパンクする可能性があります

とはいえ、記事冒頭で登場したような体重が102kgの方の場合
700×32Cのタイヤなら問題なく自転車に乗ることができます。

タイヤであなたの体重に耐えられるかどうか?確認するのが賢明でしょう。

「それじゃちょっと心配だな」という方は
マウンテンバイクがおすすめです。

マウンテンバイクは悪路を走行するのに耐えれるようにできています。
だから、タイヤを確認してあなたの体重に問題なければ大丈夫です。

この記事を読んでいるあなたがこれから通勤用自転車を購入しようと思っている方だと思います。

そこであなたの職場までの距離は自転車通勤に耐えられるのかどうか?
知っておくべきです。

自転車を購入してから「こんなはずじゃなかった」という悲惨なことにならないために、こちらの記事もご確認お願いします。
自転車通勤の距離から限界を探る方法

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