子供が自転車に乗る時ヘルメットは義務?
子供が自転車に乗る時、こちらの動画のようにヘルメットを着けるのは義務でしょうか?
もちろん、子供とか大人とか関係なくヘルメットを着用しておいた方がよいとは思います。
転んだり他の自転車や車とぶつかったときに頭を打たないですみますから。
ただ、ヘルメットを着用せずに自転車を運転している子供も多いです。
子供が自転車を運転する時、ヘルメットは義務?
結論から申しますと子供が自転車を運転する時、
ヘルメットを着用するのは義務ではありません。
でも、ヘルメットを着用するように意識した方がよいです。
「子供が自転車を運転する時にヘルメットを着用するのが義務でない根拠は?」
と思われた方もいるでしょう。
子供が自転車を運転する時に、
ヘルメットを着用するのが義務ではないと言っている根拠は道路交通法にあります。
道路交通法第63条の11の規定をご覧ください。
第63条の11
児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童又は幼児を自転車に乗車させるときは、当該児童又は幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。
重要なのは最後の「努めなければならない』の部分です。
法律ってややこしいです。
『努めなければならない』とは法律用語で努力規定と言います。
努力規定とは「義務ではないけど、意識して取り組んでください」という意味です。
「子供が自転車を運転する時、ヘルメットを着用してなくても
逮捕されたり罰金を取られたりしないけど、
できるだけヘルメットを着用して運転してくださいね」ってことですね。
子供が自転車を運転している時に転倒したりぶつかったりしてケガをすることがあります。
で、子供が自転車運転中に怪我をする場所で多いのが頭だそうです。
怪我の約60%が頭部を占めるそうです。
頭部の怪我は命に関わることがあります。
子供が自転車運転中に頭を強く打って、
外傷性くも膜下出血を起こして死亡することだってあります。
「外傷性くも膜下出血って何?」と疑問に感じている方は
こちらの記事をご覧ください。
頭の怪我は命に関わります。
いくら道路交通法では努力規定であっても
大事な子供さんの命を守るためにも自転車に乗る時はヘルメットをかぶらせるようにしましょう。
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